08年3月に製作決定を発表して以来、水面下での調整が続いていた「踊る大捜査線THE MOVIE3」が、ついに10年7月3日の公開が決まった。しかし、当初は09年秋のクランクイン予定だったが、12月に入っても台本が仕上がっておらず、準備が思うように進んでいないという。その理由はやはり織田のこだわり&完璧主義者ゆえだそうで・・・。またもトラブルメーカーに!?
(以下引用)
「正直、年明けのクランクインに準備が間に合うかわかりません・・・」(製作スタッフ)「(当初は秋にクランクイン予定だったが)最終的に1月6日に決定。3月いっぱいまで撮影予定なんですが・・・。実は、12月に入っても台本が行き渡ってなくて、準備が思うように進んでいないんですよ」(製作スタッフ)
『踊る3』構想自体は2年ほど前からあり、準備する時間はたくさんあったハズだけど…。その陰に、織田による脚本への修正連発があったという。
「以前も月9ドラマ『太陽と海の教室』で、織田さんがかなり脚本を直し、脚本家さんが怒ってしまうことがあった。打ち上げでも脚本家さんは一瞬だけ顔を出し、憮然として帰ったとか。共演者たちも、覚えてきた台本と違う動きやセリフを現場で突然に与えられるので、本当に苦労していました」(ドラマ関係者)
主演映画ともなれば、もっと深いところまで首を突っ込んでいる織田。
(中略)
今回も、何度も何度も織田と、脚本家の間で台本が行ったり来たりしているという。たとえば織田は、庶民的な人が翌日にディナーを約束しているなら、前日に喫茶店に入ってオムライスは食べない。サンドイッチじゃない?という調子で、読めば読むほど指摘は細かい部分までに修正が入るという。
「携帯に出るシーンで“はい”なのか“もしもし”もいうのか。“いきなり話したほうがキレはいいけど、それだと携帯っぽくないし・・・”ということまで悩む完璧主義者」(芸能プロ関係者)という。
加えて、故・いかりや長介さんに代わる相棒的存在で、青島にとって初めての部下役でもある小栗旬への思い入れも。「スタッフもそうなんですが、誰よりも織田さんが“ちょっと待って。小栗クンの刑事役を見たことないから、『東京DOGS』を見てから考えたい”と。」そしてドラマを見た上で、小栗のセリフの言葉遣いから直していったという。
(引用元:週刊女性)
通常、クランクインの2ヶ月前には関係者に台本は行き渡っているそうですが、そんなこんなでギリギリに。台本が出来上がってから、スタイリストが衣装を用意し、出演者と衣装合わせ。それが決まってから、衣装に合わせて小道具さんがさまざまな備品を用意するそうですが、何しろ年末年始で商品も品薄で業者も込み合いバタバタな様子。撮影の場所を決めるロケハンも台本ありきのため、年越しは関係なくぶっ続けで働くことに・・・。出演者もセリフを覚えなくてはいけないでしょうし、スタッフも出演者も1月6日のクランクインに向けて大忙しな年末年始になりそうです。