覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された押尾学容疑者(31)。近年メジャーな活動をしていなかったにもかかわらず、不思議と豪遊生活を送っていました。そこには、事件の起こった部屋を提供していたとして話題となったピーチ・ジョン社長の野口美佳氏(44)だけに留まらない多くの「タニマチ社長」の存在がありました。その豪華な人脈の中には、「警察の偉い人」「政治家の偉い人」がいたという情報も…!当初、ホステスのT・Kさん(30)の死が「事件性はない」とされていたのは、この人脈がモノをいった結果だったのでしょうか
事件の現場となった六本木ヒルズのマンションは、野口美佳社長が契約したもので、押尾容疑者に「自由に使っていい」と伝えていたものでした。野口社長はブログに押尾容疑者のライブに行ったときの模様をブログにアップするなど、押尾容疑者とはかなり親しい間柄だったことが明らかとなっています。
いわゆるヤリ部屋の提供者、ピーチ・ジョンの野口美佳社長が押尾学薬物事件への関与を否定!
(以下引用)
「2~3ヶ月前、西麻布のバーで押尾とミカジョン(野口社長の愛称)、ミカジョンの友人らがグループで飲んでいるのを見ました。彼女は押尾の隣に座って、うれしそうに話しかけていました。ミカジョンのイケメン好きは有名ですからね。その場の勢いでイッキコールが起こったんですが、押尾は『俺は酒を飲まないんで』と言って断っていました。トイレで『酒は飲まないの?』と聞いたら、『酔っ払ったら、何されるかわかんねえじゃん』と笑っていました」(六本木のバー経営者)
(引用元:週刊現代)
野口社長は、同じヒルズ族の堀江貴文・元ライブドア社長(36)、藤田晋・サイバーエージェント社長(36)、野尻佳孝・テイクアンドギヴ・ニーズ社長(37)らとはパーティー仲間だそうで、押尾容疑者も野口社長を通じて彼らヒルズ族に紹介されていたそうです。押尾容疑者が06年にタレント・長崎莉奈さんとの密会をスクープされていますが、この時乗っていたフェラーリは、野尻社長から一時的に提供されたものだったという。
これらのヒルズ族の社長たちが、押尾容疑者の「タニマチ社長」となっていたようです。亡くなったホステス・Tさんと押尾容疑者が出会った銀座の高級クラブJも、こうしたタニマチ社長に連れられて行ったところでした。
(以下引用)
「押尾は、184cmの長身で派手なルックス、元有名芸能人ですし、矢田亜希子の旦那としても名前が知られていますから、連れて歩くタニマチも気分がいい。押尾がはじめて店に来たのは、去年の11月ごろです。店のオーナーとも親しい、パチンコ卸会社会長のY氏に連れられてきました。Y氏はスポーツ界、芸能界に幅広い人脈を持つ有名社長です。特にK-1勢や清原和博らとの関係は有名。このときに接客したのが、Tさんでした。(中略)2度目に来たときは、投資家で大金持ちのAさんと一緒でした。Aさんも演歌歌手らのタニマチとして有名で、エイベックスグループの松浦勝人社長とも親交がある」(クラブJ関係者)
(引用元:週刊現代)
押尾容疑者がエイベックスと契約できたのは、このAさんのバックアップがあったからとも言われている。また、Aさんは警察幹部との交際の深さでも知られていたのだという。
(以下引用)
「押尾とミカジョンの付き合いはかなり以前からのようで、よく『かわいがってもらっている』といっていましたが、今年4月ごろ電話すると、『いま、ミカジョンと警察の偉い人と一緒にいる』と話していたことがあります。以前には、『政治家の偉い人といる』と言っていたこともあった。参議院議員の、横峯良郎氏と飲んでいるのを目撃したこともあります。それから、押尾は会うたびに違う時計をしていた。フランク・ミュラーとか高級品ばかり。誰かにもらったものだと思いますが……」(押尾の知人)
ある音楽業界関係者はこう語る。
「パチンコ関係会社を経営する有名実業家・Iさんの息子さんと、押尾が遊び友だちだと聞いたことがあります。そのグループには、警察の若手幹部もいるそうです。Tさんの死因に対する捜査が早々に打ち切られた背景には、こうした人脈があったかもしれませんね」
(引用元:週刊現代)
一部で、お金に困っていたという報道もありましたが、この人脈が本当だとすれば、お金に困るなんてことはないでしょう。仕事などしなくても、タニマチ社長に養ってもらえますから。
クスリについては、依然Tさんにもらったという供述を変えていない押尾容疑者。実際、Tさんのマンションからは薬物が発見されていますし、この週刊現代にも、Tさんのクラブの元同僚の話として、覚せい剤、マリファナ、エクスタシーなど薬物も大体のことは全部やった、と本人が話していたという証言が載っています。実際のところはどうだったんでしょう?。
2人だけの密室での出来事ですから、押尾容疑者が話すことを信じるしかないわけですが…。実は、Tさんは亡くなる直前に、大親友の女性に電話をかけていたのだそうです。
(以下引用)
「いま、六本木ヒルズに押尾学といるんだけど、押尾が逃げちゃったの。具合が悪くてやばい。助けてほしい。いますぐ来て」「押尾に(携帯)電話を隠されてた(ので連絡できなかった)。『警察に電話するなよ。救急車も呼ぶな。絶対にバカなことはするなよ』と脅されて、怖かった。でも(具合が悪くて)、もうダメかもしれない」
(引用元:週刊現代)
この電話を受けた親友が六本木ヒルズについたとき、部屋にはマネジャーの男性がおり、Tさんはすでに息絶えていたのだという。この電話の内容からは、押尾容疑者にかなりの悪意があったのでは、と思える。携帯隠したり、警察や救急に連絡することを脅してまでやめさせたり…。何か後ろ暗いことがあったのでしょうか?