日本テレビの人気番組「世界まる見え!テレビ特捜部」の司会を務める楠田枝里子(57)が、番組制作費大幅削減の犠牲になって、突然降板することがわかった。
(以下引用)
「ギャラの問題で降板するようです。でも、まさか、楠田さんに不況のしわ寄せが来るとは思っても見ませんでしたよ」と日テレ関係者も驚く。
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「日テレのアナウンサーを経てフリーになった後、エッセイストとして活躍。そのほかに翻訳家、サイエンスライターなどもこなす“マルチ才女”。番組司会も、男性司会者を立てながら、進行できる。右に出る女性司会者はいないと言われているほどです」(番組スタッフ)
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事情を知る番組関係者は「『世界―』は楠田に加え、たけしさんと所さんというギャラが高いタレントを起用しているから、誰かのギャラを削って番組を維持するしかなくなった。
そしてターゲットが楠田さんになり『ギャラを下げてくれませんか』と交渉することになったのです」。しかし、楠田の答えは「ノー」だった。
「20年にわたって番組を引っ張ってきた自負もあって、プライドが許さなかったんでしょうね。ギャラ引き下げを拒否。降板が決定したんです」(同番組関係者)
結果的に降板を選んだ楠田だが、共演者やスタッフからは「わがままではなく、気持ちはわかる」との同情的な声が上がった。
(引用元:東スポ)
人気番組とはいえ、制作費を削らなくてはいけない状況のよう。1990年の番組レギュラー化から19年間司会を務めてきた彼女。まさかの降板となったが、彼女もギャラを下げてまでは、愛着のある番組をやりたくなかったのだろう?。最近は、不況の波で昨年9月に福留功男キャスター(67)のレギュラー番組が消滅。関口宏(66)の「水曜・フィクション」が視聴率低迷のため、ギャラ半分を返上し、打ち切りになった。ギャラの高い、大物司会者へのしわ寄せはまだまだ起こりそう。