「ドランクドラゴン」や「おぎやはぎ」など人気お笑いタレントを抱える芸能事務所「プロダクション人力舎」(東京都杉並区)が東京国税局の税務調査を受け、2009年までの4年間に、約2億数千万円の所得隠しを指摘されたことが分かった。
重加算税を含む追徴税額は約8000万円とみられる。同社は国税当局の指摘に従って修正申告し、既に大半の納付を済ませたという。
関係者によると、同社は、所属タレントに支払ったテレビ出演料などの報酬を水増しして、法人所得を圧縮するなどしており、仮装・隠蔽(いんぺい)行為があったと認定されたという。
同社は、玉川善治前社長が1977年に設立したが、今年6月に死去。後を引き継いだ長男の玉川大社長は読売新聞の取材に「二重帳簿の作成など、先代(故玉川善治前社長)がいろいろとやっていた部分があったが、副社長だった私や経理担当者は知らなかった」と話している。
(引用元:読売新聞)
・芸能プロ人力舎が所得隠し 報酬水増しで2億円 47NEWS
・お笑い芸能事務所「人力舎」、2億4千万円所得隠し 中日新聞
・「人力舎」が2億円所得隠し 人件費水増し サンケイスポーツ
・おぎやはぎら所属「人力舎」2億円所得隠し 国税指摘 朝日新聞
・芸能事務所 2億円超所得隠し指摘 NHK