お笑いタレントのビートたけし(64)が26日に放送されたTBS系「情報7days ニュースキャスター」で東北関東大震災について発言した内容がネット上で話題になっている。
(以下引用)
毎回番組冒頭で、たけしさんが一週間の世の中の動向を振り返るコーナーがあり、19日の放送でも「被災地での泥棒は撃ち殺していい」といった過激な発言を連発していた。
26日の放送でも、菅直人首相が厚生相だった1996年、病原菌大腸菌0-157に関連して、安全性をPRするためカイワレ大根を食べたパフォーマンスを引き合いに出し、「菅首相はほうれん草も食べろ」と発言した。
ビートたけしが「情報7days」で発言⇒【動画】
福島や茨城、栃木産のほうれん草などから国の暫定規制値を超える放射性物質が検出され、出荷停止措置がとられた。健康には問題のない値だというが、それ以外の野菜についても風評被害が懸念されている。たけしさんは水道水についても、菅首相に「がぶがぶ飲んでもらいたい」と語った。
また、海江田万里経済産業相が東京消防庁の隊員に、福島第1原発での長時間放水を「実施しなければ処分する」と迫ったとされる問題について「消防隊員を処分するくらいなら自分で撒け」「お前が行けよ最初に!」と主張。その一方で、「原発復旧で活躍した職員に国民栄誉賞をあげろ」と提言した。
その後も「空気の読めない人達」として、「『僕らは歌うことしかできません』と言って全然知らない歌を延々と歌う全然知らない歌手」を攻撃。「電波の無駄じゃねえか。便乗して自分の名前と歌を売ろうとするその根性が気に入らない」と厳しい。
さらに「『僕が選んだ場所は国内であらゆる原発から最も遠い西表島』とブログに書き 避難したと思われるハイパーメディアクリエーター」。たけしさんは「この野郎!あいつですよ!空気読めてないでしょ、ブログに書いちゃいけませんよ」と批判し、司会の安住紳一郎アナも「これはちょっと空気読めてないかもしれないですね」と納得。具体的な名前は挙げなかったが、ハイパーメディアクリエイーターの高城剛さんが16日付けのブログで上記の内容を書いていた。
これらたけしさんの発言はネットでも話題になり、「色々うるさい時勢に、歯に衣着せぬ発言はすごいね」「原発復旧で活躍した人にはホント何か贈るべき」「痛快だ」といった声が挙がった。
たけしさんは東日本と西日本で電気の周波数が違うことについて「50Hzと60Hz さっさと統一しろ」とも語っていたが、これについても「お金がかかるから現実性は薄いけど、こういうことテレビで言う人がいなくなると、もっとおかしな方向にいくんだよ」といった評価がネットに寄せられている。
(引用元:J-CASTニュース)
ネット上では上記の他、「利権が絡んだテレビて言えるのがすこい」「たけし以外の芸能人には、なかなか言えないことが問題」「スキマスイッチのことか。全然知らない歌手の全然知らない歌WW」といった声が上がっている。