2008年12月13日土曜日

インク不要の印刷技術を採用した小型モバイルプリンタ

日本ポラロイドは、インクをまったく必要としない印刷技術「Zero Ink(ゼロインク)」を採用したモバイルプリンタ「Polaroid PoGo」を発表。


11月20日に発売する。価格はオープンで、予想実売価格は17,000円前後。 

同製品は、インクカートリッジやインクリボンを使わずに4色のフルカラー印刷が可能な「ZINK Zero Ink」のプリント技術を採用。パルスでプリンタヘッドに熱を加えることで、専用フォトペーパーにコーティングされている染料の結晶を融解させ発色(プリント)する。これにより、プリント時間は従来のインスタントフィルムの現像時間(約90秒)よりも早くなっているという。

専用フォトペーパーは、シアン・イエロー・マゼンダの発色層など13層と、表面に高分子保護膜をあらかじめコーティング。白色のベース面に約1,000億個の無色の結晶体が多層コーティングされているので、使用前のフォトペーパーは白色になる。 

本体はクレジットカードより少し大きなサイズで重さは約227g。
携帯電話やデジタルカメラで撮りためた写真などをいつでもどこでもプリントできる。フルカラー4.98×7.2cmサイズの写真を約60秒でプリント。

インターフェースは、USBによる有線接続とBluetoothによるワイヤレス接続の2種類に対応する。

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